ようやく、シン・スンフンのディスコグラフィーに「ベストアルバム」が加わることになった。
10代のアイドル歌手もデビューから2、3年過ぎたら簡単にリリースするベストアルバム。
そのベストアルバムをデビュー後12年間、1枚も出さなかったシン・スンフンがスペシャルアルバム『Shin Seung Hun The Legend』というタイトルで12年間の音楽世界を中間決算する。
90年、1stアルバム『微笑みに映る君』でデビューしてから2002年の『愛していても別れられるなら』まで、「シン・スンフン=バラード」という公式を作り出したほど、12年間、一途にラヴ・ソングを歌い続けてきた。
数え切れないほどのヒット曲を2枚のCDにどのように収めたのだろう。文字通り、「スペシャル」なシン・スンフンを披露するため、一夏中苦慮していたとシン・スンフンは紹介する。
新曲5曲と14曲のヒット曲がこのアルバムのために新しくアレンジされ、シン・スンフンの「18番」ポップス2曲とクリスマスシーズンをにらんだキャロルソング4曲が収録された。
タイトル曲『ワイ』は、アクアスティックギターとシン・スンフンのトレードマークである切なくて甘いボイスカラーが印象的なバラード。
『A撃≠凾刀xは、シン・スンフンがデビュー後初めて韓国の女性歌手とデュエットしたラブソングだ。新人の「アッシュ」がシン・スンフンと共演する栄光を掴んだ。
その他にも胸がキュンとなる『君が離れるほど』と某化粧品のCMに使われている『君でいてありがとう』、シン・スンフンが直接作曲したクリスマスキャロル『クリスマスミラクル』が収録されている。
『少女に』や『偶然に』などのヒット曲は新しくアレンジされ、『微笑みに映る君』、「ぼくより少し高いところに君がいるだけで』、「見えない恋』、『それから長い間』と続くバラードメドレーはオリジナルナンバーの感覚を保ったまま、上品な雰囲気を加えた。
『行っちゃうじゃん』、『こんなボクを』はライブバージョンを選んだ。
今回のアルバムはCDをパソコンにいれると自動的にシン・スンフンのオフィシャルサイトに登録できるという。