ラテン風のバラードに変身した「シャクラ」

 4人組の女性グループ「シャクラ」が3rdアルバムで大変身した。まず一つ目はメンバーチェンジ。リーダーのイニーが留学のために脱退し、新たにボナ(21)が加わった。オーストラリアでの留学時代に各種ダンス大会を席巻したハイレベルなダンスとボーカルの実力の持ち主だ。

 二つ目はジャンルの変化。インド風の独特なダンスミュージックで人気を得た1st、2ndアルバムとは異なり、ラテン風のR&Bバラード『帰ってきて』をタイトル曲にした。ユージン朴のバイオリンと24人編成オーケストラのメロディー、そして華麗なパステルトーンのボーカルコーラスが耳を誘うミディアムテンポの曲だ。

 「ファンの皆さんの反応がとても気になります。以前のシャクラのスタイルとは全然違いますからね。なので当分の間は『すべて』というダンススタイルの曲も一緒に“ダブルタイトル曲”にして活動する予定です」

 『すべて』は典型的な“シャクラスタイル”のダンスミュージックだ。インド風の楽器とリズムに速いテンポのテクノビートと歌謡曲のメロディーを融合させた“フュージョン”スタイルだ。バイオリンとピアノが印象的なポップバラード『あなたを愛しています』、テクノスタイルの『美女四銃士』、ファンク・ディスコスタイルの『if』、ワールドミュージックの要素を取り入れたダンススタイルの『曰く』、『逆転』などの12曲を収録した。

 バラエティ番組でトークの実力を認められたファンボ(21)、朝の連続ドラマ『サクソフォーンと餅』に出演中のリョウォン(20)、VJとして活動するウニ(17)、新<塔oーのボナのビジュアル的な魅力も相変らずだ。昨年、“2年目のジンクス”を軽くかわしたシャクラの“大変身”が注目される。

権赫鐘(クォン・ヒョクチョン)記者
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