大人のバラードで帰ってきた「UN」

 「以前のような雰囲気のダンスミュージックは、敢えてすべてカットしました。ボーカルスタイルも大きく変えました」。人気男性デュオ「UN」が3rdアルバム『No3』をリリースした。

 金ジョンフン(23)、チェ・ジョンウォン(21)の二人は「新しく差別化した音楽で、僕たちに対する固定観念を壊し、皆さんをあっと言わせたいです」と語った。

 今年でデビュー3年目の「UN」は、1stアルバム『ボイス・オブ・メール』、 2ndアルバム『波』などをヒットさせ、絶大な人気を得た。叙情的な金ジョンフンの音色とパワフルなチェ・ジョンウォンの声は、ダンスミュージックよりはむしろバラードが似合う。

 「やりたい音楽のスタイルが何かをやっと分かったような気がします。僕はジョージ・マイケルのような白人のポップスミュージシャンが好きだったんですが、最近はブライアン・マックナイト(黒人R&Bシンガー)が好きです」(金ジョンフン)。「僕にぴったりな音楽はR&Bだと思います。テクニックが必要なジャンルなので、簡単ではないですが…」(チェ・ジョンウォン)

 そのためか、タイトル曲の『ミラクル』はR&Bの雰囲気で満ち溢れている。新しい試みがはっきりと分かる。1曲目のミディアムテンポなR&Bナンバー『電話番号教えてくれない?』は、メンバー自らが「UNのカラーが最もよく出ている曲」という。

 チェ・ジョンウォンは『君を送って』、金ジョンフンは『ラララ』をソロで歌い、それぞれが得意な音色と雰囲気で精一杯に歌った。「努力しなければ生き残ることができないということwびました。

ファンと共に成長できればと思います」

韓賢祐(ハン・ヒョンウ)記者
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c)Chosunonline.com>
関連ニュース