「貯蓄の日」に表彰されたタレント・林玄植さん

　「母は昨年に亡くなるまで、私の通帳を検査していました。私も喜ばせようとよく見せていました」

　貯蓄の日の29日、副首相兼財政経済部長官の表彰を受けたタレントの林玄植(イム・ヒョンシク/57)さんは「子供の頃から母がお金を常に貯金しておくように教えてくれた」と語った。小学校の頃から母が小遣いを直接与えずに、必ず貯金してくれたという。

　現在MBCテレビ『メン家の全盛時代』とSBSテレビ『大望』に出演中の林さんの通帳は3つある。KBS、MBC、SBSの3つのテレビ局からそれぞれ出演料が自動振込みされる通帳だ。「私は財テクのようなことはよく分かりません。ただ通帳に入れて置くのが一番安心です」

　そんな林さんも一時は「株式ファンド」に投資した事があった。「1年満期にしておき、9カ月経ったころに一度確認してみると、増えるどころか元金まで減っているんですよ。まったくどんなに頭にきたことか…。その後は二度と株式には手を出していません」

　林さんは「私のように子供の頃から質素に細々と暮す習慣の身についた人は、皆似たようなものでしょう」としながら、「貯金を熱心にしたお陰で、99年に京畿(キョンギ)道・松湫(ソンチュ)に家を買って暮している」と語った。