『酔画仙』の林権沢(イム・グォンテク)監督、制作者の李泰元(イ・テウォン/テフン映画社代表)氏、撮影監督の鄭一成(チョン・イルソン)氏をはじめとする映画制作の関係者らは27日午後、全羅(チョルラ)南道・順天(スンチョン)市の仙巌(ソンアム)寺(住持:知虚(チホ)僧侶)を訪れ、映画のモデルとなった韓国画家の吾園・張承業(オウォン、チャン・スンオプ)の霊を弔う「薦度斎」を行った。
仙巌寺は映画『酔画仙』の一部シーンを撮影した場所だ。薦度斎には『酔画仙』のために絵を描き、そして出演もした韓国画家の金善斗(キム・ソンドゥ)教授、孫連七(ソン・ヨンチル)教授も参加した。
テフン映画社側は「張承業先生の生涯を素材に、今年のカンヌ映画祭・監督賞を受賞する歴史的快挙を成し遂げたが、先生には後裔がなく、我々が今回の受賞を報告し、安らかに眠ってほしいという意味で薦度斎を行った」と語った。