仏料理シェフに挑戦する歌手・陳美玲さん

 歌手の陳美玲(チン・ミリョン)さんが、フランスの有名料理学校「ル・コルドン・ブルー」韓国校の一期生として入学した。陳さんは先月30日から毎週月、火曜日に淑明(スクミョン)女子大で行われている授業を受けて、フランス料理の“シェフ”になる夢を育んでいる。陳さんは「1年コースの受講をすべて終えたら、実際にフランス料理店をオープンする計画」と抱負を語った。

 コメディアンの全裕成(チョン・ユソン)さんの妻でもある陳さんは『ユソン何食べたいの?』、『陳美玲の幸せな食卓』といった料理本の出版を通じて、今では本業の歌よりも料理の腕の良さで有名な芸能人だ。歌手生活をしながら、レストランで食べて美味しかった料理を家庭でまったく同じように作ることが趣味になったという。韓国料理、洋食、中華料理などをこなす陳さん自慢の料理は、北京ダック、日本式みそラーメン、とうもろこしの粉で焼いた皮でグリルしたシーフードなどを包んで食べるメキシコ伝統料理のファヒータなど。

「一生音楽をやめられないように、料理のない人生は考えられません。歌と料理は脈を同じにしているようです。歌詞、メロディーが材料なら編曲は調理といえます。歌う時にテンポをしっかりと合わせなければならないように、料理も正確な時間が重要です」

 陳さんはフランス料理が世界最高の料理として認められている理由は、最高のもてなしの心があるためだと彼女なりに分析した。魚料理を作る時に、必ず魚の骨でダシを取ってソースを作るなど、すべての過程がきめこまかいという。

「有名レストランのコック長たちと一緒に勉強していますが、私が最年長です。

若い人たちと新しいことに挑戦しているので、若返ったようです」

崔乗?(チェ・スンヒョン)記者
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