「私はあまりに堂々としていて落馬したと言われますが、孫淑(ソン・スク)長官は物腰柔らかでも苦杯をなめました」
最近、国会で首相の承認を受けられず、“首相代理”のまま途中下車した張裳(チャン・サン)元首相指名者は、韓国女性が自ら強くなれば、女性の地位も向上するはずだと語った。
張氏は女性時事週刊誌『ウーマンタイムス』と行ったインタビューで「国民に多くの問題で失望させたことを申し訳なく思う」とし、「しかし、今後は女性たちが団結しなければ、決して女性問題を乗り越えることはできない」と女性の団結を呼びかけた。
張氏は「女性問題に限界がある男性たちに頼ってはならない」とし、「女性は自分のイメージ管理について考え、常に学ばなければならない」と語った。
張氏は今回の聴聞会の結果について、「いくら私自身が本音を打ち明けても、相手が心を開いて聞き入れてくれなければ、まったく無駄だということが分かった」とし、「聴聞会が終わった後にある国会の人が、後を追ってきて『今まで国会議員に対して、あんなに堂々とした人を見たのは初めてだ。でも、少し心配だ』と言われた覚えがある」と語った。
張氏は任命同意案が否決されれからの生活について「恋愛をして失恋をするのがこんな気持ちだろうと思うほどに、胸が引き裂かれるように痛んだ」と打ち明けた。しかし金碩洙(キム・ソクス)首相の国会承認については「それぞれの背景も違い、指名理由も異なるため、何とも言えない」と言及を避けた。
張氏は今後について、「落ち着いたら1年ほど後学の指導にあたる」としながら、「今は私自身の位置とアイデンティティについてじっくりと向き合った自叙伝が書きたい」と語った。