紅く燃ゆる山へ!①


 10月の初めから11月にかけて山の木々は紅い衣装に衣替えを始めます。韓半島の北から南方へと雪嶽山(ソラクサン)を皮切りに五台山(オデサン)・内蔵山(ネジャンサン)・伽耶山(カヤサン)・智異山(チリサン)へと色が変化する様はまるで自然がドミノ遊びを楽しんでいるかのようです。さぁ、秋は紅く燃ゆる山へ旅に出ませんか?




◆内蔵山(ネジャンサン)

 美しい紅葉で知られる内蔵山は10月中旬から11月の初めにかけてが一番美しい時期。特に内蔵寺辺りの谷にある樹齢100年以上の楓をはじめ、多様な樹種の色とりどりの紅葉が楽しめます。


 また売店から寺に至る道路は樹齢20~50年程の木々が街路樹として植えられ、紅葉トンネルといわれるスポット。ほかにも内蔵寺北側の奇妙な岩峰である西来峰(ソレボン)も紅葉の名所としてよく知られています。


 山歩きせずに紅葉を楽しむならケーブルカーにってみるのもおすすめです。



登山コース:一柱門~ビョクリョン岩~西来峰~ブルチュル峰~円叔庵~内蔵寺~一柱門

アクセス:列車-ソウル駅(地下鉄1・4号線「ソウル」駅)~井邑駅(セマウル号3時間10分所要、6:05始発23:40最終15分~1時間間隔で運行)~井邑駅広場4つ角の右側で71番の市内バスで20分。

バス-ソウル高速バスターミナル(地下鉄3号線「高速バスターミナル」駅)~井邑ターミナル(3時間20分所要、6:00始発23:00最終10分~30分間隔で運行)~内蔵山行き71番の市内バスで20分。


お問合わせ:www.npa.or.kr/naejang/(韓国語・英語)





◆智異山(チリサン)

 国立公園第1号に指定された智異山は韓国の5大名山のうちの一つで、雄壮な景色を持つ山。険しいことでも有名な智異山はピアゴル(谷)とペムサゴル(谷)を中心に美しい紅葉を見ることができます。


 ペムサゴルは険しく上級者向きである反面、ピアゴルは家族で登山するにも最適。特にピアゴルは訪れた人々の心をも染め尽くしてしまうほど美しい紅葉を見ることができ、毎年紅葉が最も素晴らしい10月の最終週には紅葉祭りも開催されます。


 また智異山は仏教文化が興隆した場所として華厳寺(ファオムサ)や双渓寺(サンゲサ)などの有名なお寺が多く、紅葉狩りの際に一緒に訪れたいところです。



登山コース:燕谷寺-~ピアゴル山頂~チルマジェ~老姑壇~盤若峰

アクセス:列車-ソウル駅(地下鉄1・4号線「ソウル」駅)~求礼口(クレグ)駅(セマウル号4時間30分所要、)6:30始発23:50最終、約2時間間隔で運行)~求礼邑行きバスに乗って求礼邑着~飢谷寺またはピアゴル行きバス乗車。

バス-ソウル南部バスターミナル(地下鉄3号線「南部バスターミナル」駅)~求礼ターミナル(4時間30分所要、9:10始発6:30最終、約2時間間隔で運行)~燕谷寺またはピアゴル行きバス乗車。


バス-ソウル高速バスターミナル(地下鉄3号線「高速バスターミナル」駅)~井邑ターミナル(3時間20分所要、6:00始発23:00最終10分~30分間隔で運行)~内蔵山行き71番の市内バスで20分。


お問合わせ:www.npa.or.kr/chiri/(韓国語・英語)



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