チョ・ジェヒョンが『スタントマン』でカリスマ溢れる悪党に

 チョ・ジェヒョンが『スタントマン』(監督:金成鴻(キム・ソンホン))で、知能的で冷酷な悪役“ヒート”に変身する。

 現在、映画『清風明月』の撮影に追われているチョ・ジェヒョンが、同時出演を決心したのは、彼の格別な後輩思いのため。同じプロダクションに所属している金ヨンミンが『スタントマン』の主人公、“ヒョンテ”役にキャスティングされると、平常、慕っていたチョ・ジェヒョンに助言をお願いした。

 義理を守ることで有名なチョ・ジェヒョンは、撮影スケジュールに追われながらも、後輩のために『スタントマン』のシナリオを綿密に読んだ後、金ヨンミンに演技指導をしていたが、ヒートの役に魅了され、出演を決心したという。

 チョ・ジェヒョンは「『悪い男』よりもはるかに悪い役を演じてみたかった」とし、『フィフス・エレメント』のゲイリー・オールドマンを上回る狂気に満ちた演技を期待してもらいたい」とした。

 『スタントマン』はダイアモンドをめぐるオートバイのスタントマン、“ヒョンテ”とダイアモンドを取り戻そうとする刑事(朴ヨンウ扮する)、悪党“ヒート”が繰り広げる一本勝負を描く映画。現在40%程度撮影が進んでおり、来年の正月ごろに公開される予定だ。

スポーツ朝鮮/チョン・サンヒ記者
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