『イブのすべて』、国内ドラマ史上初めて日本で全国放送

 張東健(チャン・ドンゴン)、チェ・リム、金ソヨン、ハン・ジェソクらが主演したMBCテレビのドラマ『イブのすべて』(脚本:朴チヒョン/演出:李ジンソク)が国内ドラマ史上初めて日本全国で放送される。

 日本の代表的な地上波テレビ局「テレビ朝日」が10月から全国ネットで『イブのすべて』を放送する。

 韓国のドラマがケーブル放送ではなく、一般の地上波局を通じて日本全国で放映されるのは今回が初めて。

 これに伴い、張東健、チェ・リム、金ソヨンら出演陣の日本進出と“韓流熱風(韓国ブーム)”にもゴーサインが出た。

 国内のドラマが海外に輸出され、現地で主演俳優の人気が出た例として、中国で放送された『星に願いを』の安在旭(アン・ジェウク)や台湾に紹介された『秋の童話』の宋承憲(ソン・スンホン)、宋恵嬌(ソン・ヘギョ)などがある。

 J.Sピクチャースが制作し、2000年5~6月にMBCテレビで放送された16回シリーズの『イブのすべて』は、当時国内でも30~40%の高い視聴率を記録したヒットドラマ。

 テレビ局のアナウンサー室を背景に、登場人物たちの愛と嫉妬、陰謀と裏切りなどを感動的に描いたこのドラマは、テレビ朝日から「日本人の情緒にも充分に通じる部分がある」と評価を受けた。

 演出を担当した李ジンソクPD(プロデューサー)は「芸術性に優れた日本のドラマ界で、韓国のトレンディドラマがどう映るか楽しみ」と日本全国放送決定のニュースを喜んだ。

スポーツ朝鮮/ファン・スチョル記者
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