「長年、常に緊張の中にあるアナウンサー生活を続け、すっかり疲れ切ってしまったようです。これからは“心の畑”を作る時期がやってきたと考え、思い切って変身してみました」
7月初旬、KBSを退職してフリー宣言し、キリスト教女性雑誌『レベッカ』代表を務めることになったチョン・ミジョン(37)アナウンサーの表情は明るかった。新しい仕事に対するプレッシャーよりも、期待に溢れているようだった。チョンアナウンサーは『挑戦!主婦歌謡スター』、『時間の中の香り』などの番組で人気を博し、最近では『ギャグコンサート』でコメディアンのシム・ヒョンソプと『動物本部24時』コーナーの司会を務めて話題を集めた。
今後もフリーアナウンサーとして放送活動を並行していくため、ブラウン管に登場する機会も多いだろうが、しばらくは『レベッカ』の運営が軌道に乗るまで雑誌に専念したいという。
「私の“足”と“口”を駆使して雑誌の影響力を高めたいです。顔が知られたアナウンサー出身なので、雑誌の認知度を高めるのに少しは役に立つでしょう」
チョンアナウンサーは各界に多くの知人がいる顔の広さで有名だ。彼女は「放送活動をしながら、人気を得るには謙虚な姿勢で臨まなければならないということを学んだ」とし、「『ギャグコンサート』に出演した経験は、今後の司会者生活の土台となりそうだ」と語った。