パット・メセニーが来韓公演

 フュージョンジャズギターの巨匠パット・メセニー(48)が9月11日~15日、LGアートセンターで2度目の来韓公演を行う。予測不可能なメロディーと奏法の展開でジャズファンの熱狂を誘うパット・メセニーは、感性的でソフトなスタイルのため、大衆的な人気も高い。そのため彼の音楽ジャンルは“フォークジャズ”とも呼ばれる。

 1995年の初公演以来、7年ぶりに行われる今回の来韓公演は、今年の春からチケットの予約が始まったこともあるが、4日間行われる全公演のチケットがソールドアウトになり、一日公演を増やした。

 13歳の時にギターを始めたパット・メセニーは、20歳になる前にバークレー音大でギターを教えた“神童”だった。自らの名前をグループ名にした「パット・メセニーグループ(PMG)」を結成した1977年、不朽の名盤『パット・メセニーグループ』をリリース後、『アメリカンカレッジ』、『80/81』、『オフランプ』など、毎年1枚ずつ発表されるアルバムが名盤となり、14回ものグラミー賞受賞を誇る。

 今公演では今年リリースしたアルバム『スピーキング・オブ・ナウ(Speaking Of Now)』の曲を披露するものと期待されている。

 オリジナルメンバーのライル・メイズ(ピアノ)とスティーブ・ロドビー(ベース)がパット・メセニーと共に来韓する。ボーカルとパーカッションはカメルーン生まれのリチャード・ボナ、トランペットはベトナム出身のクオン・ヴー、ドラムはメキシコ生まれのアントニオ・サンチェスが務める。公演が開かれる5日間、LGアートセンター付近は朦朧とした敍情に酔った人々で溢れかえるだろう。

問い合わせ(02)2005-0114

韓賢祐(ハン・ヒョンウ)記者
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