韓国のお茶の間にプロゴルフの世界を描いたドラマが初登場する。
SBSテレビは女子プロゴルファーとスポンサー間の争いを扱ったドラマ『ライバル』(脚本:ジン・スワン/演出:李チャンハン)を8月3日午後9時45分からスタートさせる。こうした“ゴルフドラマ”の登場は、これまで“貴族のスポーツ”と思われてきたゴルフの大衆化の流れを反映していることから注目されている。
このドラマは恵まれない環境で育った少女が、華麗なゴルフ界の女王に君臨するまでのシンデレラーストーリーを中心に展開される。そこに出生の秘密や三角関係も織り交ぜる予定だ。
『ライバル』の二人のヒロインには、タイン役のソ・ユジンとチェヨン役の金ミンジョン。タインに恋をする男性、チャン・ウヒョクを金ジェウォンが、タインのスポンサーであり初恋の相手でもあるミン・テウォン役には金ジュヒョクがキャスティングされた。
ドラマのロケは加平(カピョン)と天安(チョンアン)にあるゴルフ場を行き来しながら行っている。ソ・ユジンと金ミンジョンはこのドラマのために何カ月も前から練習場に通ってゴルフのスイングを練習したが、専門的なショットシーンには代役を使う計画だ。
国内初のゴルフドラマということから「すべてのものが新しい」というのが制作陣の説明。広いゴルフ場が背景で、撮影にも時間がかかり、出演・制作陣も苦労が多いという。
李チャンハンPD(プロデューサー)は「ゴルフというスポーツを素材にしているが、基本的にはある人物のサクセスストーリー」とし、「難しいゴルフ用語やルールを易しく解き、視聴者が理解しやすいようにしている」と語った。