ユ・ホジョン「溌剌な朝鮮時代の女性を演じます」

 出産と“内助の功”のために2年間あまり女優活動を中断していたタレントのユ・ホジョン(33)がテレビに戻って来る。24日から放送されるKBS2テレビの歴史劇『太陽人 李済馬(イ・ジェマ)』(脚本:コ・ハンミョン、演出:コ・ヨンタク)でヒロインのウンヨン役を演じる。李済馬の師匠の娘のウンヨンは、後に李済馬と結婚する人物。

 ユ・ホジョンは自然な日常の姿を見せるような演技が自分のスタイルだと考えているため歴史劇を避けてきたという。しかしウンヨンは“歴史劇っぽくない自然な演技”を見せることができる珍しい人物であるという点から、考えを変えたと話す。

 「歴史劇も長い目で見れば、いつか消化しなければならないジャンルなのだから、この機会に挑戦してみるのがいいのではないかと判断しました。脚本家の先生も『別れ』、『青春の罠』などの現代物で見せたような演技を期待しているとおっしゃっています」

 ユ・ホジョンは映画で歴史劇を演じた経験を持っている。カンヌ映画祭で林権澤(イム・グォンテク)監督が監督賞を受賞した『酔画仙(チュィファソン)』で画家 張承業(チャン・スンオプ)が生涯に渡って愛した妓生(韓国の芸者)メヒャンを演じているからだ。この作品には約10分程度しか出演していないが、「韓国映画界の巨匠の作品を通してスクリーンデビューを果したということだけで満足」と語る。

 ユ・ホジョンの口元には最近、微笑みが絶えない。2度の流産を経て産んだ息子が生まれて100日目を迎えたからだ。「撮影のある日は実家の母と義母が交替で面倒を見てくれています。でも1週間に4日は私と一緒にいます。今回の作品が終わったら、また当分の間は活動を中断してもう1人子供を産むつもりです。一人っ子は可哀相ですから」

 スターカップルの崔秀宗(チェ・スジョン)-下希羅(ハ・ヒラ)夫婦とは親戚のように親しい関係だという。崔秀宗はユ・ホジョンと『太陽人 李済馬』で、夫の李ジェリョンは下希羅とKBS1テレビの『あなたの隣がいい』でそれぞれパートナーを組む。

 ユ・ホジョンは『風が吹いても』以降、7年ぶりに呼吸を合わせる崔秀宗に対し賞賛の言葉を惜しまなかった。「演技に対して熱心である上に、相手役の俳優にいつも暖かい配慮を忘れない演技者です。

普段から親しくしているので、演技しやすく楽しいです」

チェ・スンヒョン記者
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