金允珍・藤原紀香さん、韓日を行き来しながら両国を応援

 『シュリ』で女性戦士役を演じた金允珍(キム・ユンジン/29)さんとミス日本出身の藤原紀香(31)さんが、日本と韓国を行き来しながら互いの代表チームの勝利を願う応援を繰り広げ、注目を集めている。

 金允珍さんと藤原さんは今月9日、サッカー・ワールドカップ(W杯)H組の日本対ロシア戦が行われた横浜国際総合競技場を訪れ、日本のサポーターカラーである青のユニホームを着て、日本のW杯初勝利を願って声援を送った。

 二人は試合終了後、東京都内のホテルに宿泊後、10日仁川(インチョン)国際空港と大邱(テグ)空港から韓国入りし、韓国対米国戦が行われる大邱W杯スタジアムへ向かった。

 今回は二人揃ってKT(旧韓国通信)とナイキが提供した赤のユニホームを着て、韓国の勝利と16強進出を願い応援した。

 金允珍さんと藤原さんがこうして互いの国を応援するのは、「2002年韓日国民交流の年」を迎え、二人が韓日親善大使に任命されたからだ。

 金允珍さんは映画『シュリ』をきっかけに日本で広く知られるようになり、藤原さんは20を超えるCM出演や香港・米国の合作映画『チャイナ・ストライクフォース』に出演するなど、人気絶頂の日本のトップスターだ。二人は最近、カネボウ化粧品のCMに一緒に出演して以来、プライベートでも親しくなり、W杯期間中、仲良く行動を共にしている。

 金允珍さんは「W杯共同開催国として韓国と日本が16強入りして、全世界に東洋人の底力を見せることができたらと思う」と語った。藤原さんも「スタジアムでお互いの国を声を枯らしながら応援するようになってからは、姉妹になったような感じがするほど」と述べた。

ファン・スチョル記者
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