地下鉄6号線の「アートメトロ」

2002FIFAワールドカップ(TM)列車運行


 上岩洞FIFAワールドカップ(TM)競技場が位置する「ワールドカップ競技場」駅を通過する6号線では、3月から日6回、『2002FIFAワールドカップ列車』が運行されています。

 国民的なフェスティバルの雰囲気の造成および2002FIFAワールドカップの成功的な開催を願って企画された同プロジェクトの名称は『アート・メトロ』。

 7人のアーチストが参加、地下鉄1台(8車両)を設置美術作品で表現しており、8つの車両内にはそれぞれ違ったテーマが設けられています。地下鉄の外側はサッカー競技と関連のあるシンボルをイメージ化してあります。


 1、4、8番目の車両には<2002個の念願>というテーマの下、蝶の模型とワールドカップ歴代開催国家の国旗、開催都市名などが記されており、2番目の車両には電車の床面にサッカー場、恐竜時代、動物の王国、小行星、昆虫の世界など22種の小さな世界を造成し、乗客に異色的かつ幻想的な空間体験を感じさせてくれます。

 3番目の車両は電車の内部全体をタイル模樣の幾何学的な空間に構成、写真のイメージと新聞のイメージを活かして作られた浮彫り形式の構造物を壁面と天井に施し、5番目の車両には歴代ワールドカップのマスコットやポスターなどのイメージを利用し、2002FIFAワールドカップの歴史と伝統を視覚化するなど列車全体にシンプルで楽しい空間構成を施すことによって、2002FIFAワールドカップの熱気を感じさせています。

『tour2korea.com』

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