【NEWSIS】女性アイドルグループKARAのメンバーだったク・ハラさん(1991-2019)が亡くなってから、24日で6年たった。
ク・ハラさんは、K-POP第2世代グループを代表するKARAのメンバーだった。KARAは2013年にK-POP女性アーティスト単独では初めて東京ドーム公演を行うなど、日本で韓流ブームをリードした。
【写真】
故ク・ハラさん、KARAデビューから11年の足跡
ク・ハラ..
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【NEWSIS】女性アイドルグループKARAのメンバーだったク・ハラさん(1991-2019)が亡くなってから、24日で6年たった。
ク・ハラさんは、K-POP第2世代グループを代表するKARAのメンバーだった。KARAは2013年にK-POP女性アーティスト単独では初めて東京ドーム公演を行うなど、日本で韓流ブームをリードした。
【写真】
故ク・ハラさん、KARAデビューから11年の足跡
ク・ハラさんは日本のトップスター安室奈美恵に似たビジュアルと明るい性格で、グループのマスコット的存在だった。華やかなビジュアルと情熱的な姿で多くのファンから支持され、「天性のアイドル」とされてきた。
しかし、元交際相手の男性との法的攻防によるプライバシーの暴露、悪質なコメントなどに悩まされ、つらい日々を過ごした。特に、元交際相手が性行為を収めた動画を公開すると脅迫していたことが伝えられ、イメージダウンにつながる性暴力に苦しめられたことに対し、気の毒に思う人が多かった。ク・ハラさんの悲劇以降、「加害者中心的な性犯罪の量刑基準を再整備してほしい」という声が相次いだ。
ク・ハラさんを暴行・脅迫したとして有罪判決が確定した元交際相手は、ク・ハラさんの遺族に慰謝料を支払うようにとする判決を不服とし、控訴した。
また、ク・ハラさんが亡くなった後も残念な出来事が続いた。ク・ハラさんが9歳のときに家を出て、扶養義務を怠った実母がク・ハラさんの遺産を相続しようと姿を現し、物議をかもした。
ク・ハラさんの実兄ク・ホインさんは養育義務を果たさなかった実母を相手取り、相続財産分割審判請求訴訟を提起した。ク・ホインさんはそれとともに、育児を放棄した親は遺産を受け取ることができないという内容などを骨子とした「ク・ハラ法」制定のために奔走し、2024年8月に国会本会議を通過した。この法律は、来年1月から施行される。
KARAは2022年11月にデビュー15周年を記念したスペシャルアルバム「MOVE AGAIN」を発売するなど、ク・ハラさんを忘れることなく、グループ活動を続けている。
ク・ハラさんの命日を迎えるに当たり、KAMILIA(KARAのファン)をはじめ、ファンたちはソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に「生前、本当に苦労が多かったね」などと書き込み、追悼した。ク・ハラさんが人気を集めた日本でも、多くの人がク・ハラさんを懐かしく思っている。
イ・ジェフン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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