46年の青龍映画賞の歴史上初めて、「青龍夫婦」が誕生した。ソウル市永登浦区汝矣島洞のKBSホールで19日に開催された第46回青龍映画賞授賞式では、俳優ヒョンビンと女優ソン・イェジンがそれぞれ主演男優賞、主演女優賞を受賞し、夫婦そろって主演賞受賞という大記録を打ち立てた。二人は2019年にドラマ『愛の不時着』で共演し、恋人関係に発展。2022年に結婚した、芸能界を代表するカップルだ。
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46年の青龍映画賞の歴史上初めて、「青龍夫婦」が誕生した。ソウル市永登浦区汝矣島洞のKBSホールで19日に開催された第46回青龍映画賞授賞式では、俳優ヒョンビンと女優ソン・イェジンがそれぞれ主演男優賞、主演女優賞を受賞し、夫婦そろって主演賞受賞という大記録を打ち立てた。二人は2019年にドラマ『愛の不時着』で共演し、恋人関係に発展。2022年に結婚した、芸能界を代表するカップルだ。
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ソン・イェジン&ヒョンビン「青龍に現れた完璧ビジュアル夫婦」
主演男優賞(『ハルビン』)を手にしたヒョンビンは「僕がこの国でこうして生きているということ、そして今このような場にいられるのは、国を守るために献身し犠牲になった多くの方々のおかげ」とした上で、監督や共演者、制作スタッフにまず感謝を述べ、「存在だけで大きな力になるイェジンさん、そして息子よ、愛しているよ。ありがとう」と語った。
『ハルビン』は1909年、中国ハルビンを舞台に安重根(アン・ジュングン)の義挙を映画化したものだ。ヒョンビンは、独立闘士である前に人間・安重根として経験した苦悩を壮絶に描き、好評を得た。授賞式前に行われたレッドカーペット・イベントで、ヒョンビンは「夫婦のうち一人だけ主演賞を手にするとしたらどちらが受賞すべきか」という意地悪な質問を受け、「僕が受賞したい」と答え、笑いを誘った。
一方、主演女優賞(『仕方ない』)を手にしたソン・イェジンは「27歳で初めて青龍映画賞の主演女優賞(『妻が結婚した』)を受賞し、40歳を過ぎてまた賞をいただくことになった」とした上で「母親になり、世の中を見る目が変わった。よい大人、よい女優になりたい」とコメントした。
『仕方ない』は、25年勤めた製紙会社を突然解雇されたマンス(イ・ビョンホン)が家族や苦労して手に入れた家を守るため、再就職を目指すというストーリーを描いた作品。ソン・イェジンは、会社をクビになり動揺する夫のそばでしっかりと家族を守る妻の役を演じ、物語を引っ張った。
ソン・イェジンは「結婚して子どもの母親になり、さまざまな感情を抱き、世の中を見る目が変わっているのを感じた。本当によい大人になりたい。その中で引き続き発展し、よい女優としてずっと皆さんのそばにいたい。わたしがとても愛する二人の男、キム・テピョン(ヒョンビンの本名)さん、そしてわが子キム・ウジンとこの賞の喜びを分かち合いたい」とコメントした。
朝鮮日報日本語版
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