【NEWSIS】ドラマ『紳士の品格』（2012）に出演した女優A（34）の顔に2度やけどを負わせた医師が、およそ5000万ウォン（約508万円）を賠償することになった。

　ソウル中央地方裁判所は、Aさんがソウル市瑞草区の皮膚科の医師Bを相手取り、2億ウォン（約2034万円）の賠償を求めた裁判で、一部勝訴の判決を下した。そして4803万9295ウォン（約488万7660円）を賠償するよう命じた。

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　【NEWSIS】ドラマ『紳士の品格』（2012）に出演した女優A（34）の顔に2度やけどを負わせた医師が、およそ5000万ウォン（約508万円）を賠償することになった。

　ソウル中央地方裁判所は、Aさんがソウル市瑞草区の皮膚科の医師Bを相手取り、2億ウォン（約2034万円）の賠償を求めた裁判で、一部勝訴の判決を下した。そして4803万9295ウォン（約488万7660円）を賠償するよう命じた。

◆【写真】チャン・ドンゴン＆キム・ハヌル主演『紳士の品格』制作発表会

　Aさんは2021年5月ごろ、皮膚科で睡眠麻酔の状態で3種類の施術を受けた。超音波、レーザー治療などで、しわ改善効果がある施術だった。Aさんは左ほおに2度やけどを負ったが、医師Bは傷の部分に湿潤バンドをはっただけで、特に処置を行わなかった。

　Aさんはその年から別の病院でやけどの治療と傷跡の治療を50回受けたが、完全にはよくなっていない。検査の結果、2、3メートル先からでも傷がよく見えることが分かった。施術の直後にドラマの撮影をしたのだが、傷を消すためのコンピューターグラフィック（CG）作業に955万ウォン（約97万1650円）かかった。

　一審ではAさんの主張が一部受け入れられた。Aさんが支払った治療費1116万ウォン（約113万5720円）、今後必要になる治療費1100万ウォン（約111万9480円）、逸失収入（本来なら得られたはずが、病気やけがなどで得られなかった収入の意）1077万ウォン（約111万9440円）、精神的被害に対する慰謝料2500万ウォン（約254万4175円）を合わせ、およそ5000万ウォンと定められた。CG費用955万ウォンは、医師Bの損害賠償責任として認められなかった。双方とも控訴せず、判決が確定した。

　Aさんはドラマ『紳士の品格』でデビューし、『恋愛の発見』（2014）、『たった一人の私の味方』（2018－2019）などで活躍した。最近バラエティー番組を通じ、結婚後の夫との日常を公開した。

チェ・ジユン記者

NEWSIS／朝鮮日報日本語版

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