【NEWSIS】日本のスター女優・歌手、中山美穂さん（54）の死因は「入浴中に起きた不慮の事故によるもの」だったことが判明した。

　これは、所属事務所ビッグアップルが8日、中山さんの死因について、公式ホームページで「（警察の）検視の結果、事件性はないことが確認されました」として発表したものだ。ただし、同事務所は「不慮の事故」に関して具体的には説明していない。

◆【写真】中山美穂『蝶の眠り』GALAプ..

　【NEWSIS】日本のスター女優・歌手、中山美穂さん（54）の死因は「入浴中に起きた不慮の事故によるもの」だったことが判明した。

　これは、所属事務所ビッグアップルが8日、中山さんの死因について、公式ホームページで「（警察の）検視の結果、事件性はないことが確認されました」として発表したものだ。ただし、同事務所は「不慮の事故」に関して具体的には説明していない。

◆【写真】中山美穂『蝶の眠り』GALAプレゼン=釜山映画祭

　日刊スポーツの取材では、医師で医療ジャーナリストの森田豊氏が入浴時に起こり得る死亡事故について説明した。

　森田氏は公表された情報を基に、中山さんの死因について、浴槽内で（1）深い眠り、（2）熱中症、（3）ヒートショック、などが生じていた可能性を指摘している。

　森田氏によると、（1）の深い眠りを誘発する主なものとして、①疲労、②医薬品の服用、③飲酒などが考えられるという。顔がお湯につかっても反応できず、そのまま命を落とすケースも珍しくないそうだ。

　（2）の熱中症は、長い時間つかると脱水傾向になり、熱中症となり気を失うことがあるという。（3）のヒートショックは検視の結果、心筋梗塞（こうそく）や脳卒中の指摘がないことや、50代前半の女性であることから、可能性は低いだろうという。

　日本の消費者庁の統計によると、2019年に浴槽内で死亡した人は4900人に達するとのことだ。これは交通事故死2508人の約2倍で、2008年に比べると約1.5倍増えているという。

　「今回の中山さん事故の背景ははっきりとしていないが、入浴には多くのリスクが潜んでいる」と同紙は伝えた。事故防止のために、湯温は41℃以下、お湯につかる時間は10分までを目安にした方がいいとのことだ。

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イ・ジェフン記者

NEWSIS／朝鮮日報日本語版

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