【NEWSIS】『鯨とり』『NOWHERE 情け容赦無し』などおよそ170本の韓国映画を手掛けた撮影監督チョン・グァンソクさんが他界した。享年89歳。
映画関係者が8日に語ったところによると、チョンさんは同日午前、老衰のためこの世を去ったという。
◆【グラフィック】星になったスターたちの足跡
チョンさんは1950年代半ばに『薔花紅蓮伝』の照明係として映画界に入った。62年にイ・ボンレ監督の勧めで、..
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写真提供=韓国映画データベース
【NEWSIS】『鯨とり』『NOWHERE 情け容赦無し』などおよそ170本の韓国映画を手掛けた撮影監督チョン・グァンソクさんが他界した。享年89歳。
映画関係者が8日に語ったところによると、チョンさんは同日午前、老衰のためこの世を去ったという。
◆【グラフィック】星になったスターたちの足跡
チョンさんは1950年代半ばに『薔花紅蓮伝』の照明係として映画界に入った。62年にイ・ボンレ監督の勧めで、『新妻』で撮影監督としてデビューした。
その後は『鎖を断ち切れ』(71)、『かんかん照り』(84)、『ディープ・ブルー・ナイト』(85)、『われらの歪んだ英雄』(92)、『ツー・コップス』(93)、『NOWHERE 情け容赦無し』(99)などで活躍した。
2000年代まで40年以上にわたり映画界に身を置いたチョンさんは、米国シカゴ映画祭において『かんかん照り』で撮影賞を手にした。青龍映画賞をはじめ大鐘賞、仏ドーヴィル・アジア映画祭などでも受賞した。06年には大韓民国文化芸術賞の栄誉にも輝いた。
殯(ひん)所(出棺まで遺体を安置しておく場所)は京畿道金浦市の「休む楽園葬儀場」に用意された。出棺は10日午前10時、埋葬先は仁川家族公園「虹のかかる丘」だ。
チュ・スンヒョン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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