【NEWSIS】女性アイドルグループKARAのメンバーだった故ク・ハラさん(1991-2019)が、いわゆるバーニング・サン事件の取材において、核心的な役割を担っていたことが明らかになった。
BBC Newsコリアは19日、「バーニング・サン:K-POPスターたちの秘密チャットルームを暴露した女性たちの話」というタイトルのドキュメンタリーを公開した。
◆【写真】殯所に掲げられた故ク・ハラの遺影
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【NEWSIS】女性アイドルグループKARAのメンバーだった故ク・ハラさん(1991-2019)が、いわゆるバーニング・サン事件の取材において、核心的な役割を担っていたことが明らかになった。
BBC Newsコリアは19日、「バーニング・サン:K-POPスターたちの秘密チャットルームを暴露した女性たちの話」というタイトルのドキュメンタリーを公開した。
◆【写真】殯所に掲げられた故ク・ハラの遺影
この映像にはバーニング・サン事件の始まりである、男性アイドルグループBIGBANGの元メンバー、V.Iをはじめ、いわゆる「チョン・ジュニョン・グループチャット」で違法撮影および流布に加担した歌手チョン・ジュニョン、元FTISLANDのチェ・ジョンフンらに関する話が盛り込まれていた。
当時バーニング・サン事件を取材したカン・ギョンユン記者はインタビューで、V.I、チョン・ジュニョン、チェ・ジョンフンらが参加していたグループチャットで、警察幹部の存在が確認されたと打ち明けた。「対話録では大きく性犯罪と警察の癒着、二つの問題が明らかになった。いったいそのグループチャットに登場した警察というのは誰なのか、それがとても重要で最も解けない問題だった」と話した。
カン・ギョンユン記者は「ク・ハラさんが登場してその突破口を開いた」として、ク・ハラさんの方から連絡してきたと打ち明けた。「ク・ハラさんが、自分が手伝いたいと言った。 チェ・ジョンフンとデビューのときからとても親しい間柄で、V.I、チョン・ジュニョンともある程度の付き合いがあった。親交があるので彼らが携帯電話をいじるときに見たことがあり、『あの人たち、そこに本当におかしなものが多い。 記者さんの話は正しい』と言っていた」と伝えた。
カン・ギョンユン記者は「実はわたしは警察の存在を知りたかったのだが、知る方法がない。この部分について、ク・ハラさんに手伝ってくれるかと尋ねたら、チェ・ジョンフンに電話をかけて代わりに聞いてくれた」と話した。
ク・ハラさんの実兄ク・ホインさんによると、ク・ハラさんは直接チェ・ジョンフンに電話をかけ、知っていることを記者に打ち明けるよう説得したという。おかげでカン・ギョンユン記者はチェ・ジョンフンと連絡がつき、グループチャットで「警察総長」として言及された人物がユン・ギュグン総警(警視正に相当)だったことが分かった。
カン・ギョンユン記者は「ク・ハラさんはとても勇気のある女性だった。『わたしもリベンジポルノの被害者じゃないですか』と言っていた」と語った。ク・ホインさんは、ク・ハラの元恋人が違法に撮影した私的な動画で脅迫してきたことについて話した。「『芸能人としての人生を終わらせてやる』と脅迫したという。(ク・ハラさんは)自分が望んだ夢だったが、仕事まで失うのではないかと思い、人々に知られるのが嫌で、どうかやめてほしいとひざまずいたそうだ」と話した。
ク・ハラさんは元恋人を警察に通報し、その人物は暴行および脅迫罪で最終的に有罪判決を受けた。しかし、その後ク・ハラさんはうつ病に悩まされ、2019年にこの世を去った。
V.Iは2022年5月に常習賭博、売春、売春あっせんなど九つの疑惑をめぐり、大法院(最高裁判所に相当)で有罪判決を受けた。懲役1年6月が確定し、刑務所に入って服役した後、昨年2月に出所した。
一方、チョン・ジュニョンはチェ・ジョンフンらとともに2016年1月に江原道洪川、同年3月には大邱で女性を泥酔させ、集団で性的暴行を加えたという疑いが浮上した。グループチャットで違法撮影物を流布した疑惑も受けた。2020年9月、大法院で懲役5年が確定し、今年3月に満期出所した。
チェ・ジョンフンは2年6月の服役を終えて、2021年11月に満期出所した。
チュ・スンヒョン記者
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NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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