【NEWSIS】酒に酔った女性に性的暴行・わいせつ行為を行ったとして有罪が確定した俳優カン・ジファン(43、本名チョ・テギュ)に対し、ドラマ制作会社に損害を賠償しなければならないとする裁判所の判決が下された。
法曹界関係者が26日語ったところによると、ソウル高等裁判所はドラマ制作会社スタジオ・サンタクロースがカン・ジファンおよびカン・ジファンの所属事務所を相手取り起こした不当利得金返還請求訴訟の..
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【NEWSIS】酒に酔った女性に性的暴行・わいせつ行為を行ったとして有罪が確定した俳優カン・ジファン(43、本名チョ・テギュ)に対し、ドラマ制作会社に損害を賠償しなければならないとする裁判所の判決が下された。
法曹界関係者が26日語ったところによると、ソウル高等裁判所はドラマ制作会社スタジオ・サンタクロースがカン・ジファンおよびカン・ジファンの所属事務所を相手取り起こした不当利得金返還請求訴訟の控訴審で、一審判決を破棄し、原告一部勝訴の判決を下したという。
カン・ジファンは撮影中だったドラマの第10話が放送された後の2019年7月9日、外注スタッフの女性に対し性的暴行・わいせつ行為を行ったとして緊急逮捕された。カン・ジファンは同月12日に拘束され、ドラマを降板することになった。
裁判所は強制わいせつ罪で起訴されたカン・ジファンに対し、一審で懲役2年6月、執行猶予3年を言い渡し、大法院(最高裁に相当)を経て、このたび判決が確定した。カン・ジファンの出演契約は拘束により解除された。
これを受け、ドラマ制作会社はカン・ジファンらを相手取り、違約罰および損害賠償を請求する今回の訴訟を提起した。
不当利得金返還訴訟で、一審はカン・ジファンに対し、契約解除による損害賠償などでドラマ制作会社に計53億ウォン(約5億3500万円)余りを支払うよう命じた。出演料を返還し、違約金を払わなければならないということだ。
二審は、カン・ジファンが以前の所属事務所と連帯してドラマ制作会社に53億ウォンを返還すべきとの判決を下した。カン・ジファンと所属事務所間の連帯債務約定が維持されると見て、カン・ジファンと所属事務所が連帯して損害賠償責任を果たすべきという判断だ。
リュ・インソン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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