およそ30年にわたり放置され、撤去対象だったソウル大学のプールが、学生やK-POPファンのための文化空間に生まれ変わった。
このプールは、ソウル市冠岳区のソウル大学遺伝工学研究所近くにあるもので、1980年代までは学生たちや近隣住民たちが利用していた。しかし、次第に利用者が減り、1990年初めに門を閉じた後、最近までおよそ30年間にわたり放置されてきた。
◆【写真】BTSのヴィ×ジミン×..
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およそ30年にわたり放置され、撤去対象だったソウル大学のプールが、学生やK-POPファンのための文化空間に生まれ変わった。
このプールは、ソウル市冠岳区のソウル大学遺伝工学研究所近くにあるもので、1980年代までは学生たちや近隣住民たちが利用していた。しかし、次第に利用者が減り、1990年初めに門を閉じた後、最近までおよそ30年間にわたり放置されてきた。
◆【写真】BTSのヴィ×ジミン×ジン×シュガ「米公演終えて帰国」
しかし、その間にプールの壁面などにグラフィティを描く人がおり、ソウル大の異色スペースになった。特に、防弾少年団(BTS)が2015年4月に発表した「Intro:花様年華」という曲のミュージックビデオをここで撮影した。防弾少年団のメンバー、Vはプールの外壁に赤いスプレーで実際にグラフィティを描いた。
ソウル大学言論情報学科のホン・ソッキョン教授は「グラフィティアートが描かれているので、ソウルの都市文化的側面でも保存する価値が高い場所だ」と話している。
結局、ソウル大学はグラフィティが残っているプールの壁1面を保存することにし、その一帯を学生やK-POPファンたちが訪れ、利用できる複合文化スペースにする作業に取り掛かった。
カン・ダウン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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