【NEWSIS】映画『憎くてももう一度』(1968)で有名な女優チョン・ゲヒョンが20日、持病のため世を去った。享年82歳。
1936年に忠清南道公州で生まれたチョン・ゲヒョンは、56年に韓国初のテレビ放送「HLKZ-TV」の第1期タレントに選抜され、演技をスタートさせた。
映画『どこへ行こうか』(1958)でスクリーンデビューを果たし、映画『行く春、来る春』(1959)のヒットでス..
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【NEWSIS】映画『憎くてももう一度』(1968)で有名な女優チョン・ゲヒョンが20日、持病のため世を去った。享年82歳。
1936年に忠清南道公州で生まれたチョン・ゲヒョンは、56年に韓国初のテレビ放送「HLKZ-TV」の第1期タレントに選抜され、演技をスタートさせた。
映画『どこへ行こうか』(1958)でスクリーンデビューを果たし、映画『行く春、来る春』(1959)のヒットでスターダムに上った。
チョン・ソヨン監督の映画『憎くてももう一度』で演技人生の転換点を迎えた。同作は極東劇場の単館公開で、64日間におよそ36万人の観客(当時のソウルの人口はおよそ450万人)を集めて興行新記録を打ち立てた。チョン・ゲヒョンは「シンホ」(シン・ヨンギュン)の妻を演じて大いに人気を集め、第12回釜日映画賞の助演女優賞を授与された。
71年に天文学者のチョ・ギョンチョル博士と結婚した後、演技活動を事実上止めた。69年にアポロ11号月着陸の様子を生中継し、別名「アポロ博士」として有名になったチョ博士は、生涯を天文学の大衆化にささげ、2010年に世を去った。
遺族には息子のソウォンさん、娘のソファさんがいる。殯(ひん)所(出棺まで棺を安置しておく場所)はソウル聖母病院14号室。出棺は23日。
シン・ヒョリョン記者
NEWSIS/朝鮮日報日本語版
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