空の色が深まる秋、色とりどりの紅葉に染まった昌徳宮・後苑で韓国の音楽と踊りを楽しんでみてはいかがだろう。
文化財庁宮陵遺跡本部昌徳宮管理所は、国立国楽院との共同主催により、10月19日から11月9日まで、毎週土曜日午前11時から昌徳宮・後苑の演慶堂で「国立国楽院とともに楽しむ昌徳宮の風流」と題する公演を行う。
演慶堂は1800年代の朝鮮で宮中宴会が行われていたところで、情緒あふれる公演の真髄を味..
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空の色が深まる秋、色とりどりの紅葉に染まった昌徳宮・後苑で韓国の音楽と踊りを楽しんでみてはいかがだろう。
文化財庁宮陵遺跡本部昌徳宮管理所は、国立国楽院との共同主催により、10月19日から11月9日まで、毎週土曜日午前11時から昌徳宮・後苑の演慶堂で「国立国楽院とともに楽しむ昌徳宮の風流」と題する公演を行う。
演慶堂は1800年代の朝鮮で宮中宴会が行われていたところで、情緒あふれる公演の真髄を味わうのにピッタリの場所だ。
今回の公演では、1828年に演慶堂で繰り広げられた純元王后の誕生日を祝う祭りのために息子の孝明世子がつくった宮廷舞踊「春鶯伝」をはじめ、「千年万歳」などさまざまな音楽や踊りが披露される。
「先年万歳」は千年万年無病長寿を祈願するという意味で、三つの楽曲からなる組曲だ。小さな編成の室内合奏音楽で、代表的な風流音楽の霊山会相の後に演奏されるとして「後風流」とも呼ばれる。
今回の公演の解説は、国立国楽院で正楽団を率いるイ・ヨン芸術監督が担当し、韓国の音楽に対する理解を深める手伝いをする予定で、公演は昌徳宮・後苑を訪れた人なら誰でも観覧することができる。
公演に関する詳しい情報は、昌徳宮管理所や国立国楽院ヌリジプを参考にするか、電話で問い合わせればよい。
キム・ジョンア記者
dizzo/朝鮮日報日本語版
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