文化空間へと生まれ変わった石油タンク=麻浦文化備蓄基地

2019/10/04 17:27

産業化の象徴である石油備蓄基地から市民のための文化空間に

 弘益大学エリアは明洞と並んで、ソウルを訪れる外国人が必ずと言っていいほど立ち寄る観光スポットの一つだ。ソウルを代表する、若々しく洗練された弘益大学エリアから車で10分もかからないところに、ソウルとは思えないほど神秘的な空間がある。麻浦文化備蓄基地だ。

 ここは1970年代、中東戦争により世界中が第1次オイルショックに見舞われた後、有事に備え、..

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