朝鮮王朝時代の歴代王の位牌を奉り祭祀を行う場所で、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産にも登録されている宗廟。その入り口に当たる外大門(正門)を通過すると、やや高さのある石でできた道が見える。この道の中央は、先祖たちの霊魂が通る道「神路」と呼ばれ、踏み歩くのを控えなければならない。
「ここの真ん中の道は先祖の霊魂が多る神路です。意味を尊重し、歩行を控えてください(please do n..
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朝鮮王朝時代の歴代王の位牌を奉り祭祀を行う場所で、国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)の世界遺産にも登録されている宗廟。その入り口に当たる外大門(正門)を通過すると、やや高さのある石でできた道が見える。この道の中央は、先祖たちの霊魂が通る道「神路」と呼ばれ、踏み歩くのを控えなければならない。
「ここの真ん中の道は先祖の霊魂が多る神路です。意味を尊重し、歩行を控えてください(please do not walk on this pathway. This is for the spirits.)」
「神路」と呼ばれるこの道のスタート地点に書かれている案内文だ。外国人にも分かりやすいよう、英語でも書かれている。
歩きたくなるが、歩いてはいけない道がある、宗廟の入り口にある「神路」。朝鮮王朝時代の王たちの祭祀をつかさどる宗廟を訪れる際には覚えておかなければならず、守らなければならない基本的な礼儀だ。
イ・チャンラン記者
dizzo/朝鮮日報日本語版
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