週末には「ニュートロ(ニュー+レトロ)」ブームを思う存分体験することができる韓国民俗村に出掛けてみてはいかがだろう。韓国民俗村は、冬に開催していた復古フェスティバル「思い出のあのとき、あの遊び」が好評だったのを受け、4月13日から6月16日まで、フェスティバルをリニューアル拡大して実施することを決めた。
「思い出のあのとき、あの遊び」は、昨年末から吹き荒れているニュートロ・ブームを体験することが..
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週末には「ニュートロ(ニュー+レトロ)」ブームを思う存分体験することができる韓国民俗村に出掛けてみてはいかがだろう。韓国民俗村は、冬に開催していた復古フェスティバル「思い出のあのとき、あの遊び」が好評だったのを受け、4月13日から6月16日まで、フェスティバルをリニューアル拡大して実施することを決めた。
「思い出のあのとき、あの遊び」は、昨年末から吹き荒れているニュートロ・ブームを体験することができる、世代共感イベントだ。ラジオのDJブース、街の裏路地、白黒写真館、文房具店など、大人は思い出にひたり、若者は新鮮なおもしろさを感じられる空間を用意。
巷に復古コンテンツがあふれている中、民俗村を訪れる観光客が目立って増えた理由は、過去の空間を現代に移してただ見せるだけにとどまらず、観光客が直接体験できるようにしたからだ。「思い出のあのとき、あの遊び」のメーンプログラムであるピンポンダッシュ体験がまさに代表的な例だ。ピンポンダッシュ体験は、路地で民家のベルを押して逃げる観光客を、怖いおじさんに扮した民俗村のスタッフが追い掛け、罰を与えるというコンテンツ。観光客の積極的な参加、コミュニケーションにより完成するプログラムだ。
興味深い追撃戦を見守る人たちで路地は連日にぎわっており、体験の待ち時間は1時間を超えることも。このような人気を反映するかのように、イベント期間中に動画投稿サイト「ユーチューブ」上で公開されたピンポンダッシュ体験の動画はアクセス回数1200万回を超え、オン・オフラインを通じ爆発的な反応を得ている。
4月6日から延長運営されるフェスティバルではピンポンダッシュ体験、ラジオDJショー、思い出のカルメ焼きなど、これまでのコンテンツを維持したまま、新たな体験要素を追加。こま遊び、めんこ遊び、陣取り遊びなど、懐かしい遊びを追加し、週末には近所のガキ大将を競う選抜大会も開催される。思い出のかき氷、アイスクリームなど、ひんやりデザートも用意し、これから暖かくなるのに備える予定だという。
ソ・ミヨン記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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