3月20日から24日までソウル市内の東大門デザインプラザで開催の2019年秋冬ソウル・ファッションウィークで、デザイナーのチャン・グァンヒョによる「CARUSO」ファッションショーが開かれた。
チャン・グァンヒョは1987年に「CARUSO」を発表し、32年間にわたりワンシーズンも休むことなく、ファッションショーを開催してきた。毎シーズン、トレンドに流されることなく自分の哲学や歴史、伝統への関心..
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3月20日から24日までソウル市内の東大門デザインプラザで開催の2019年秋冬ソウル・ファッションウィークで、デザイナーのチャン・グァンヒョによる「CARUSO」ファッションショーが開かれた。
チャン・グァンヒョは1987年に「CARUSO」を発表し、32年間にわたりワンシーズンも休むことなく、ファッションショーを開催してきた。毎シーズン、トレンドに流されることなく自分の哲学や歴史、伝統への関心を込めた衣装を披露。
今シーズン、チャン・グァンヒョはシェフに変身した。ランウェイという大きな器に「Grade Piatto(イタリア語で大きな皿の意)」というテーマでおいしいファッションショーを表現。まるでチャン・グァンヒョのあらゆるデザインレシピを盛り込んだフルコースディナーを味わうかのような、さまざまな見どころ盛りだくさんだった。
俳優ソンフンがランウェイに登場して始まったファッションショーでは、クラシカルなスーツ、オーバーサイズのスーツ、スリムなスーツなど、さまざまなシルエットのスーツが目についた。さらにスカートや丈の長いドレスシャツのレイヤリングが続いた。ショーが進むにつれ、大胆なデザインが登場。アシンメトリーデザインが目を引くコートや鮮やかなカラーのカジュアルルック、身幅が広いトレンチコートやワイドパンツなど、性別やサイズの境界を崩したアイテムが目を引いた。
ファッションショーの最後には、今回のショーのテーマが盛り込まれたエプロンシリーズが登場。モデルたちは器や白菜、ニンニク、ナス、テーブルクロスなど、食堂を連想させるグラフィックが描かれたエプロンをショーツやズボンの上に身に着けていた。芸術的な年輪、ユーモアが感じられる晩さんとして記憶されることだろう。
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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