今年下半期の期待作『ボーイフレンド』(tvN)
「キャスティングが決まってすぐ、みんな年齢差を心配していました。『そんなにプレッシャー感じているように見える?』ってその時初めて悩みました。パク・ボゴムさんと共演するのだからと思ってダイエットも頑張りました(笑)」
37歳のソン・ヘギョと25歳のパク・ボゴムの出会い。『太陽の末裔(まつえい)』(KBS第2、2016年放送)でシンドロームを巻き起こし、..
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今年下半期の期待作『ボーイフレンド』(tvN)
「キャスティングが決まってすぐ、みんな年齢差を心配していました。『そんなにプレッシャー感じているように見える?』ってその時初めて悩みました。パク・ボゴムさんと共演するのだからと思ってダイエットも頑張りました(笑)」
37歳のソン・ヘギョと25歳のパク・ボゴムの出会い。『太陽の末裔(まつえい)』(KBS第2、2016年放送)でシンドロームを巻き起こし、共演俳優ソン・ジュンギと結婚してから初のドラマ出演だ。『雲が描いた月明かり』(同、16年放送)の皇太子役でトップスターの仲間入りを果たしたパク・ボゴムと共演するということで、いっそう話題を呼んでいる。
夫ソン・ジュンギ(33)は同じ所属事務所のパク・ボゴムとも親交が深い。だから「兄嫁(のような年齢差や関係の女性)とのロマンスなんてストーリーに浸れなさそう」というネガティブな声もあった。11月21日に行われたドラマ『ボーイフレンド』(tvN)の制作発表会で、ソン・ヘギョは「パク・ボゴムさんと私はお互いのことをあまりよく知らない間柄でした。いつも私の話をよく聞いてくれて、よくついてきてくれる弟(みたいな男性)なので、演じやすいです」と語った。2人の恋物語は南米キューバから始まる。政治家の娘で、財閥グループ一族から追い出されたバツイチ女で、一度も自分の思った通りに生きたことのないチャ・スヒョン(ソン・ヘギョ)と、果物屋の息子でアルバイトを転々としながら金をため、キューバに旅行で来た純粋な青年キム・ジンヒョク(パク・ボゴム)が出会って恋に落ちるというラブストーリーだ。
この日公開された予告編では、ソン・ヘギョが「あの、お金少し持ってる?」と聞くと、パク・ボゴムは屈託のない笑顔で「いくらあればいいですか?」と答える。新人女優だったソン・ヘギョを瞬く間に「ロマンス・クイーン」にしたドラマ『秋の童話』(2000年放送)の名シーンを連想させる。『秋の童話』でホテル経営者の息子を演じたウォンビンが「いくらならいい?」と迫ると、ヒロイン役のソン・ヘギョは「いくらくれるの?」と涙をこぼすやり取りがあった。その後、ソン・ヘギョは『オールイン 運命の合い』(03年放送)、『フルハウス』(04年放送)、『太陽の末裔』などで明るく魅力的なヒロインを演じ、韓流スターになった。デビューしてから初めて離婚した女性を演じることになったことについて、ソン・ヘギョは「あらゆる周囲の環境が彼女を息苦しく閉じ込めたために、ますます暗くなってしまったけれども、1人の男性との出会いで明るさを取り戻していくという役です」と説明した。
ポスターで髪が長めだったパク・ボゴムだが、この日はすっきりと短くしていた。「一度伸ばしてみたかったんです。キューバの雰囲気ともよく合っていたので、そのまま撮影に入りました」と言った。パク・ボゴムと一緒にいると周囲の人々が幸せな気分になれる現象は「ボゴム・マジック」と言われている。パク・ボゴムが見せる「年下の男」の魅力について聞くと、「キム・ジニョク(役名)は、持っている物は少なくても『足ることを知る』人。自分が持っている幸せを伝える魅力のある役だと思います」と語った。
深まる秋にピッタリの本格的ラブストーリー。「ソン・ヘギョさんはどんなお姉さんですか?」と聞くと、パク・ボゴムは「よくおごってくれるし、優しいし、すべてがきれいな姉貴です」と言ってさわやかな笑顔を見せた。
ペク・スジン記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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