BIGBANGのV.Iがgugudanのセジョンに「ビールを注げ」と言う場面を放送した旅行番組『チャンネツアー』が重懲戒を受けた。
放送通信審議委員会(放審委)は5日、ソウル市木洞の放送会館で全体会議を開き、男女平等を阻害する内容を放送した3つの放送チャンネル使用事業者についてそれぞれ法定制裁を最終議決した。
8月18日に放送されたtvN『チャンネツアー』では、BIGBANGのV.Iが「セジョン..
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BIGBANGのV.Iがgugudanのセジョンに「ビールを注げ」と言う場面を放送した旅行番組『チャンネツアー』が重懲戒を受けた。
放送通信審議委員会(放審委)は5日、ソウル市木洞の放送会館で全体会議を開き、男女平等を阻害する内容を放送した3つの放送チャンネル使用事業者についてそれぞれ法定制裁を最終議決した。
8月18日に放送されたtvN『チャンネツアー』では、BIGBANGのV.Iが「セジョンさんが『チャンネツアー』にいらっしゃったのだから…今、男が5人います。その人の立場、認知度、そういうものを全部取り払って、その人の趣向やスタイルだけを見たとき(気に入った人のグラスに注いでほしい)」と、gugudanのセジョンに酒を注ぐよう求めた。
さらにV.Iは「男性5人には、前のグラスをぜんぶ空けてもらって。セジョンさんはビール持って、男性陣が目を閉じていたら(注いで)」と、方法まで直接伝えながら要求した。
これに対しセジョンは、困った表情でビールを受け取った後、「これは何なの」と言いつつも男性出演者が持っていたグラスにビールを注いだ。
XtvNとOtvNは、同じ内容をそれぞれ8月22日と8月25日の青少年視聴保護時間帯に放送した。
放審委は、この日の放送内容が「放送審議に関する規定」第27条(品位の維持)第5号、および同第30条(両性平等)第4号に違反したと判断した。
放審委は「当該場面はセクハラを正当化する懸念があり、しかも、テレビ局の独自審議の過程で指摘があったにもかかわらずこれをそのまま放送し、性平等に関して制作陣に感受性がないことを露わにした」とコメントした。
制裁レベルに関しては、過去の男女平等関連の審議規定違反回数および青少年視聴保護時間帯での放送などを局ごとに考慮し、tvNとOtvNには法定制裁の「警告」、XtvNにはこれより重い「該当番組の関係者に対する懲戒」をそれぞれ決定した。
チョン・シネ記者
edaily/朝鮮日報日本語版
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