雲鳥楼でみそやしょう油の仕込み

2018/10/08 11:10

 民族の霊山と言われる智異山のふもと、全羅南道求礼郡土旨面にある雲鳥楼。秋の日差しと風が差し込む庭で、文化柳氏9代宗婦(宗子や宗孫の妻、宗家の長男の嫁)イ・ギルスンさんが嫁とともに、昨年霜月に漬けておいたみそ玉を甕から取り出していた。吉日を選んでみそやしょう油を仕込むためだ。みそ玉はみそにし、甕に残っているものは大釜で朝鮮しょう油(伝統的な製法で作られたしょう油)に生まれ変わる。

 雲鳥楼は99間あ..

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