ハリウッド映画のアジア人俳優、脇役から主役に様変わり

2018/09/16 20:58

 2009年に米国で公開されたコーエン兄弟監督の映画『シリアスマン』には、英語の発音がつたない韓国人大学生が登場する。彼が教授との会話で「ミア・サマイズ、サー(Mere surmise,sir=憶測に過ぎません)」と言うと、教授は顔をしかめて「ミア・サー、マイ・サー(Mere sir,my sir=ただの教授、私の教授)?」と聞き返す。これがハリウッドで描かれてきた東洋人の典型的な姿だった。

 先月..

続き読む