黄布帆船に乗って臨津江をめぐる

2018/02/27 13:35

 統一新羅の最後の王、敬順王は935年、高麗の太祖(王建)に降伏した。臣下となった王は首都・慶州を去り、開城の近くで暮らし た。敬順王は国を失って嘆く気持ちをなだめようと、毎日近くの高い丘に登って臨津江の向こう岸を眺めた。後に敬順王は慶州ではなく、臨津江のそばに埋葬された。

 京畿道坡州市は国を失った王の嘆きを抱く臨津江をめぐる黄布帆船を3月30日から再び運航する、と2月7日に発表。黄布帆船とは漢江..

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