今やカフェはただドリンクを飲むための空間ではなく、ゆったりと自分だけの時間を過ごすことができる場所へと変化している。日常生活におけるくつろぎ、幸せを追求する「Hygge Life」を楽しむ人たちが増え、穏やかに時間を過ごすことができるカフェが人気を集めているというわけだ。
有名作家の作品を鑑賞することができる場所から自習室形態のカフェに至るまで…。さまざまな空間として利用されているカフェを見てみ..
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今やカフェはただドリンクを飲むための空間ではなく、ゆったりと自分だけの時間を過ごすことができる場所へと変化している。日常生活におけるくつろぎ、幸せを追求する「Hygge Life」を楽しむ人たちが増え、穏やかに時間を過ごすことができるカフェが人気を集めているというわけだ。
有名作家の作品を鑑賞することができる場所から自習室形態のカフェに至るまで…。さまざまな空間として利用されているカフェを見てみよう。
◆DROPTOP
韓国のカフェで初めて画家イ・ワルジョンの作品を展示
コーヒーチェーン店「DROPTOP」江南アイパーク店では、韓国を代表する画家で、済州島で制作活動を行っているイ・ワルジョンの作品を展示。このギャラリーは、カフェでコーヒーを飲みながら、より気軽にゆったりと文化生活を楽しめるよう企画されたものだ。店の2階にあり、DROPTOPの顧客なら誰でも自由に作品を鑑賞することができる。イ・ワルジョンの代表作である「Golden Mean of Jeju Living」10点をはじめ、作品を活用してつくったマグカップ、ハンカチ、エコバッグなどさまざまなアート作品およそ30点が展示されており、希望する作品や商品を購入することができる。
◆スターバックス
カフェでコーヒーとともに食事も楽しめる
コーヒーチェーン店「スターバックス」は最近オープンしたザ・鍾路店で、サンドイッチなどの軽食の域を超え、しっかり食事を楽しめるメニューを提供している。プレミアム・ナチュラル・フード企業ORGANICAとスターバックスが共同で開発したフードメニュー3種を発売。「イタリアン・ミートボール・パスタ」「焼きエビとバジルペースト」「チキンオートとサツマイモの温サラダ」などで、注文するとオーブンで温めてくれる。
◆HOLLYS COFFEE
お一人さまのための空間を用意
コーヒーチェーン店「HOLLYS COFFEE」では、一人で店にやって来て勉強したりする顧客のため、1人席を設けている。新林、江南、鍾路店などをライブラリー店舗とし、4人掛けの席を減らし、1・2人用の席を増やした。各席にコンセントやスタンドを設置し、仕切りを置いた自習室形態の席も用意しており、一人でも負担なく静かに休息を取ることができる。
◆A TWOSOME PLACE
ライブラリーとパウダールームが調和した空間
コーヒーチェーン店「A TWOSOME PLACE」新ノンヒョン店は、女性客をターゲットに、カフェ・図書館・パウダールームの境界をなくした空間を設けている。店の2階にあるコーヒー関連の書籍が置かれたライブラリーには、コーヒーを飲むことができるテーブルがあるほか、鏡や洗面台も設置されており、女性客が化粧直しをしたりするパウダールームとして利用できるようになっている。
dizzo/朝鮮日報日本語版
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