ソル・ギョングの熱演光る『殺人者の記憶法』、結末が残念

2017/09/30 08:59

 強烈な原作は、力にもなるが負担にもなる。既に広く知られたストーリーとイメージを持つベストセラーなら、プレッシャーはさらに倍加する。

 9月6日公開の映画『殺人者の記憶法』(ウォン・シンヨン監督)は、24万部売れた金英夏(キム・ヨンハ)の同名ベストセラー小説が原作。『殴打誘発者たち』(2006)、『サスペクト 哀しき容疑者』(2013)などを手掛けたウォン・シンヨン監督は、原作本の1ページ目に「小..

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