映画『軍艦島』、韓国の歴史学者はどう見たか

2017/08/05 06:02

 公開からわずか8日で観客動員510万人を突破した映画『軍艦島』(リュ・スンワン監督)は、植民地時代末期に多くの朝鮮人が強制徴用された長崎県南西部の「端島」を舞台にしている。1945年当時、500人から800人の朝鮮人がこの島の海底炭鉱で強制労働に苦しんだ。「軍艦島」は、日本の軍艦に似ていることから付いた名前だ。

 映画では、朝鮮人強制徴用という歴史的事実に脱出劇という虚構を混ぜ入れた。そのため、歴..

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