ソウル都心で歴史と伝統を感じられる場所、北村韓屋村

2017/05/21 09:58

 景福宮と昌徳宮の間に北村韓屋(韓国の伝統家屋)村がある。北村は、清渓川と鐘閣の北側にある村ということで、そう名付けられた。ここは朝鮮王朝時代、高官たちが居住していたエリアで、景色がいい上、宮廷から近くて住みやすかった。北村が現在のような小ぢんまりとした都市型韓屋として定着したのには、1920年代に建陽社という住宅開発企業を営んでいた鄭世権(チョン・セグォン)氏が大きな役割を果たした。同氏は北村の..

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