藤井美菜は、日本と韓国を行き来しながら活動している日本人女優。日本と韓国のドラマ制作システムをその身で経験している。彼女は最近、ソウル市中区明洞にあるイーデイリーでインタビューに応じ、韓国に進出して経験した大変さについて語った。
藤井美菜は、大学の第2外国語として韓国語を学んだことから、2012年に韓日合作ドラマ『恋するメゾン。~Rainbow Rose~』に出演できた。このドラマをきっかけに..
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藤井美菜は、日本と韓国を行き来しながら活動している日本人女優。日本と韓国のドラマ制作システムをその身で経験している。彼女は最近、ソウル市中区明洞にあるイーデイリーでインタビューに応じ、韓国に進出して経験した大変さについて語った。
藤井美菜は、大学の第2外国語として韓国語を学んだことから、2012年に韓日合作ドラマ『恋するメゾン。~Rainbow Rose~』に出演できた。このドラマをきっかけに、13年から本格的に韓国へ進出し、活動してきた。ドラマ『ドラマの帝王』、コメディー『じゃがいも星2013QR3』、バラエティー『私たち結婚しました 世界版』などに出演し、日本人俳優として関心を集めた。
「日本で5、6年ほど韓国語を学びました。かなり勉強したので、韓国語はうまくできると思ったけれど、いざ韓国に来て使ってみると全然通じませんでした。撮影のとき、監督さんが現場で使う単語を全く理解できなくて困りました。その言葉が日本語だったにもかかわらずです」
藤井美菜の言う「日本語」とは、撮影現場で使われる放送用語のこと。同じアングルのカットを続けて撮る「抜き」、撮影を終えて整理する「ばらし」、仕上げを意味する「おさまり」など、韓国で数多くの専門(?)用語になじんだ。インタビューでは韓国語を流暢に操りながらも、当の日本語の単語が分からなかったという話に、笑いが起こった。彼女は、韓国と日本のドラマ制作システムは違っていて、最初はそれが何より適用し難かったという。
「日本のドラマは週1回、45分の放送ですが、韓国のドラマは週2回、70分じゃないですか。韓国のドラマは、どうしても体力的に2倍きついと思います。そのかわり、韓国ドラマは素早く進むので、ものすごい集中力と瞬発力を養えるのはいいですね」
韓国で活動し始めたばかりのころは、自然な話し方ができず、役を受け持つにも限界があった。藤井美菜が『デスノート:Light up the NEW world』の封切りに期待しているのは、これまでとは違う姿をアピールできるからだ。
「韓国で活動して4年以上になりますが、外国人なので、どうしても役に限界がありましたね。主に、天真らんまんで愛敬ある役が多かったです。今回の映画では、日本語で演じていて、もう少し成熟してクールな女性の姿を見せられるので気分がいいです。韓国の観客がどうご覧になるか気になります。これをきっかけに、もっと成熟したところをお見せできればと思います」
『デスノート:Light up the NEW world』は、キラの死から10年後、再び出現した6冊のデスノートを全て手に入れるため繰り広げられる激しい対決を描いた映画。 東出昌大、池松壮亮、菅田将暉などが出演している。
パク・ミエ記者
edaily/朝鮮日報日本語版
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