湖南高速道路を紅葉で有名な内蔵山方面に向かうと、井邑サービスエリア(順天方向)がある。ここの女子トイレは特級ホテルのような内装で、利用者たちの間で話題を集めている。
サービスエリア管理業者は映画『ローマの休日』をテーマに、3億2000万ウォン(約3200万円)を投入し、2016年7月にリニューアルした。このトイレは出入り口から目を引く。ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の外壁に飾られ..
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湖南高速道路を紅葉で有名な内蔵山方面に向かうと、井邑サービスエリア(順天方向)がある。ここの女子トイレは特級ホテルのような内装で、利用者たちの間で話題を集めている。
サービスエリア管理業者は映画『ローマの休日』をテーマに、3億2000万ウォン(約3200万円)を投入し、2016年7月にリニューアルした。このトイレは出入り口から目を引く。ローマのサンタ・マリア・イン・コスメディン教会の外壁に飾られている「真実の口」の模型が置かれているからだ。人々は歩みを止め、オードリー・ヘプバーンとグレゴリー・ペックが共演した『ローマの休日』(1953)のワンシーンのように、「真実の口」に手を入れ、楽しいひとときを過ごしている。
トイレ内部もまるで映画のセットのようだ。モノトーンの壁に飾られた白黒写真が調和をなし、高級感あふれる雰囲気を漂わせている。化粧を直したりおむつを交換したりできるスペースにはソファやテーブルがあり、子ども連れの女性たちが一休みすることができる。男子トイレの横には、ロケット型の「子ども専用アポロ宇宙トイレ」もある。
サービスエリアの従業員が、写真を撮るのにいい場所を教えてくれることもある。全州在住のイ・ヨンシルさん(34)は「急いで用事を済ませて出るのではなく、あちこち目が行ってしまう」と語った。
井邑=キム・ジョンヨプ記者
チョソン・ドットコム/朝鮮日報日本語版
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