年を取ってもスクリーンで輝く長老クラスの俳優たち

2017/04/09 00:01

 単に「味のある助演」というだけでは物足りない。古希(70歳)を過ぎ、喜寿(77歳)も超えた長老クラスの俳優らが、このところ韓国映画のスクリーンを輝かせている。薬味のように重ねられた脇役ではなく、堂々たる主演クラスの助演キャラとして登場し、話の流れを左右する。主たる観客の年齢層の移り変わり、より一層多様な映画に対する要求、高齢層をめぐる社会の雰囲気の変化などが反映された現象でもある。独立映画『アー..

続き読む