他人が描いた絵を自分の作品と称し販売したとして、詐欺罪で起訴された歌手の趙英男(チョ・ヨンナム)被告(71)に対し、検察が懲役1年6月を求刑した。
検察は21日午後、ソウル中央地方裁判所刑事第18単独(オ・ユンギョン判事)で行われた公判で、「絵を購入した人々は被告が自ら描いた絵だと信じていた」として、懲役1年6月を求刑した。共に起訴されたマネージャーには懲役6月を求刑し、結審した。
趙英男被告は..
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他人が描いた絵を自分の作品と称し販売したとして、詐欺罪で起訴された歌手の趙英男(チョ・ヨンナム)被告(71)に対し、検察が懲役1年6月を求刑した。
検察は21日午後、ソウル中央地方裁判所刑事第18単独(オ・ユンギョン判事)で行われた公判で、「絵を購入した人々は被告が自ら描いた絵だと信じていた」として、懲役1年6月を求刑した。共に起訴されたマネージャーには懲役6月を求刑し、結審した。
趙英男被告は2011年9月から昨年1月まで画家2人に1点当たり10万ウォン(約1万円)を渡し、自身のアイデアを任意に話して絵で表現するように指示していた。そして、背景にわずかに手を加えた上で自分の作品だとして販売し、約1億6000万ウォン(現在のレートで約1600万円)を詐取したとされている。
画家2人のうちA氏は2007年から趙英男被告の代わりに絵を描いていたが、同被告がこれを高い値段で売却したとして今年5月に検察に告発した。検察の捜査によると、A氏は200点以上、もう1人の無名の画家B氏は29点の完成作品を趙英男被告に渡していたという。同被告は2人から受け取った完成作品を1点30-50万ウォン(約3-5万円)で売っていたとのことだ。
キム・ユンジ記者
edaily/朝鮮日報日本語版
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