抑圧の下で咲いた甘い恋の花、京城

2016/04/17 10:13

 韓国映画界では今、タイムトラベルがトレンドなのだろうか。その旅行先は京城(後のソウル)だ。きっかけは昨年大ヒットしたチェ・ドンフン監督の『暗殺』だった。今年封切りを控えている京城が舞台の映画は合計4本。パク・フンシク監督の『解語花』(今月13日公開)、パク・チャヌク監督の『アガシ』、キム・ジウン監督の『密偵』、ホ・ジノ監督の『徳恵翁主』だ。

■京城、光と影が共存した時空間

 「あれは最良の時..

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