歌手のシン・ヘチョルさんが医療事故で死亡したとされる問題で、ソウル東部地検刑事2部(アン・ミヨン部長)は24日、シンさんの手術を行ったスカイ病院(ソウル市松坡区)のカン・セフン院長(45)を業務上過失致死罪で在宅起訴したと発表した。カン院長は昨年10月、シンさんに対し、癒着した胃と腸管を引き離す手術などを行った後、シンさんに腹膜炎や敗血症の兆候が見られたにもかかわらず、これを無視して適切な措置を..
続き読む
歌手のシン・ヘチョルさんが医療事故で死亡したとされる問題で、ソウル東部地検刑事2部(アン・ミヨン部長)は24日、シンさんの手術を行ったスカイ病院(ソウル市松坡区)のカン・セフン院長(45)を業務上過失致死罪で在宅起訴したと発表した。カン院長は昨年10月、シンさんに対し、癒着した胃と腸管を引き離す手術などを行った後、シンさんに腹膜炎や敗血症の兆候が見られたにもかかわらず、これを無視して適切な措置を講じず、シンさんを死に至らしめた疑いが持たれている。
検察は昨年10月19日、シンさんの退院を前に撮影した胸部X線写真で、心膜(しんまく)=心臓を包む膜=や腹部に空気が充満しているのが見つかり、血液検査でも白血球の数値が基準値を上回っていたことから、腹膜炎や敗血症の発症が疑われたにもかかわらず、カン院長がこれを『通常の回復の過程』とする安易な判断をした」と指摘した。また、シンさんがスカイ病院に再び入院し、退院した後、同月22日に心停止状態に陥り、ソウル峨山病院に移送される時点でも、シンさんの痛みの原因を十分に把握すべく取り組むこともなく、結局はシンさんを死に至らしめた、と検察は判断した。
ヤン・ジホ記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
Copyright (c) Chosunonline.com