「女優ボクサー」イ・シヨンさん(33)が再びリングに立つ。
イさんの所属事務所「Jワイドカンパニー」は30日「イ・シヨンが来年のリオデジャネイロ五輪の韓国代表を目指し、1次選抜戦に出場する意向を表明した」と発表した。
イさんは2010年、テレビドラマでボクサー役として出演することになり、ボクシングの手ほどきを受けた。ドラマの制作は結局中止されたが、ボクシングに興味を覚えたイさんは片手間に練習に励..
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「女優ボクサー」イ・シヨンさん(33)が再びリングに立つ。
イさんの所属事務所「Jワイドカンパニー」は30日「イ・シヨンが来年のリオデジャネイロ五輪の韓国代表を目指し、1次選抜戦に出場する意向を表明した」と発表した。
イさんは2010年、テレビドラマでボクサー役として出演することになり、ボクシングの手ほどきを受けた。ドラマの制作は結局中止されたが、ボクシングに興味を覚えたイさんは片手間に練習に励み、実際にリングに立った。11年のソウル新人アマチュア大会48キロ級に出場し、168センチの長身と腕を生かした攻撃で優勝を果たした。
経歴の浅いイさんがさまざまな大会で善戦していることで「不公平な判定」をめぐる論議も巻き起こった。13年4月の全国大会決勝戦でイさんが判定勝ちしたのに対し、一部では「ボクシング連盟がイ・シヨンの有名税を利用し、ボクシング人気を復活させるために有利な判定を主導した」という主張が繰り広げられた。論議の高まりを受け、ボクシング連盟は「点数について再審査したが、問題はなかった」と釈明した。
イさんが国際大会の韓国代表に挑戦するのは2回目となる。13年1月に仁川市庁ボクシングチームに入団したイさんは、昨年の仁川アジア大会の韓国代表を目指した。だが13年10月、全国体育大会(日本の国体に相当)の準々決勝で肩を負傷したため夢を断たれた。昨年には全国体育大会にも出場しなかった。
イさんは現在出演しているドラマの撮影が終わり次第、代表選抜戦に向けた準備に入る予定だ。
孫章薫(ソン・ジャンフン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
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