俳優イ・ミンホ、キム・スヒョン、イ・ジョンソク、キム・ウビンが「新韓流四天王」に急浮上している。
「韓流四天王」は『冬のソナタ』で日本に韓流ブームを巻き起こしたペ・ヨンジュンに続き、2000年代に日本のファンから愛されたソン・スンホン、イ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、ウォンビンを指す言葉。彼らは彫刻のようなルックスで大きな人気を集めた。その後、リュ・シウォン、故パク・ヨンハさんなどが日本で人気..
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俳優イ・ミンホ、キム・スヒョン、イ・ジョンソク、キム・ウビンが「新韓流四天王」に急浮上している。
「韓流四天王」は『冬のソナタ』で日本に韓流ブームを巻き起こしたペ・ヨンジュンに続き、2000年代に日本のファンから愛されたソン・スンホン、イ・ビョンホン、チャン・ドンゴン、ウォンビンを指す言葉。彼らは彫刻のようなルックスで大きな人気を集めた。その後、リュ・シウォン、故パク・ヨンハさんなどが日本で人気を博した。
2010年代に入ってからは、「韓流四天王」にも地殻変動が起こった。日本で韓流が定着し、中国、東南アジアなど日本以外の地域でも続々と新韓流スターたちが誕生し始めたのだ。俳優パク・シフ、チャン・グンソクらが日本、中国で人気を博し、特にチャン・グンソクはペ・ヨンジュンに劣らぬ絶大な人気を誇っている。
「新韓流四天王」はチャン・グンソクの後を引き継ぐ韓流市場に、新しい火種を燃え上がらせている。
その代表走者がイ・ミンホだ。イ・ミンホは2009年、韓国で放送されたドラマ『花より男子~Boys Over Flowers』(KBS第2)に出演し、アジア圏で韓国を代表するスターに浮上。イ・ミンホは同ドラマに続き、最新作『王冠をかぶろうとする者、その重さに耐えよ-相続人たち』(以下、『相続人たち』SBS)が中華圏で人気を集めている。
旧正月(今年は1月31日)には、ギネスブックに載るほど高視聴率を誇る中国CCTVの旧正月特番『春節晩会』に、韓国人として初めて出演、韓流の新たな里程標を築いた。この日、イ・ミンホが出演した放送は中国全域で中継され、7億人以上が視聴したという。
イ・ミンホはCCTVニュースに出演、10分間の生放送でインタビューに答えるなど、ほかのどの韓流スターよりも圧倒的な人気を見せつけた。
そんなイ・ミンホの後に続くのが、キム・スヒョン、イ・ジョンソク、キム・ウビンだ。それぞれドラマ『星から来たあなた』『君の声が聞こえる』『相続人たち』でスターダムにのし上がった彼らは、同年代のチャン・グンソク、イ・ミンホほどではないが、急スピードで人気が上昇している。
ドラマ『星から来たあなた』『太陽を抱く月』、映画『隠密に偉大に』に出演し、ドラマと映画が相次いでヒット中のキム・スヒョンは昨年、中国・上海で開催された「2013コスモ・ビューティー・アワーズ」に女優キム・テヒと出席。アジア・ドリーム・スター賞を受賞した。また、中国最大の検索ポータルサイト「百度(バイドゥ)」でほかのアジアスターを抑え、「きょうの男優」部門1位に輝いた。
昨年10月、日本でファンミーティングを開催し5000人を動員したキム・スヒョンは3月、中国、台湾、日本、シンガポール、タイ、インドネシアなどアジア7カ国・地域でファンミーティングを開催。早くも現地有力メディアの関心が高まっている。
イ・ジョンソクも中華圏を皮切りに韓流ファンを攻略中。イ・ジョンソクは台湾に続き、2月14日に上海で2200人のファンが集まった中、中華圏2度目のファンミーティングを開催。前日(13日)イ・ジョンソクが上海虹橋国際空港に到着したときも多くのファンが押し寄せ人だかりとなり、ファンミーティングに先駆けて行われた記者会見には中国の主要メディアが出席するなど、中国でのイ・ジョンソクの人気の高さを実感させた。
2012年、ドラマ『紳士の品格』『学校2013』などを通じて本格的に顔を知られ始めたキム・ウビンは、ドラマ『相続人たち』が大ヒットし、韓流市場でも注目されている。キム・ウビンは2月16日に香港でファンミーティングを開催し、約1700人を魅了。今後も中国、タイなど主要韓流市場を訪問するアジアツアーを展開し、次世代「韓流天王」となるべく、本格的に活動していく予定だ。
ある芸能関係者は「日本で嫌韓流など韓流市場が急速に冷え込んでいる中、イ・ミンホが中国で大人気を集め、新しい韓流スターとして韓流に再び火を付けた。イ・ミンホと共にキム・スヒョン、イ・ジョンソク、キム・ウビンら次世代スターが中華圏を中心に続々と人気を集め、韓流に新しい風を吹き込んでいる」と期待を示した。
ムン・ワンシク記者
STARNEWS/朝鮮日報日本語版
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