韓国の低予算独立映画史上、最大のヒット作といわれる『牛の鈴の音』の主人公、チェ・ウォンギュンさんが1日この世を去っていたことが分かった。85歳だった。

　チェさんは昨年、末期の肺がんと診断され、1年近く闘病生活を送ってきたが最近病状が悪化し、1日午後、故郷の慶尚北道奉化郡の病院で息を引き取った。「牛と一緒に埋めてほしい」というチェさんの遺言に従い、墓はチェさんが飼っていた牛が埋葬された公園墓地に設..

　韓国の低予算独立映画史上、最大のヒット作といわれる『牛の鈴の音』の主人公、チェ・ウォンギュンさんが1日この世を去っていたことが分かった。85歳だった。

　チェさんは昨年、末期の肺がんと診断され、1年近く闘病生活を送ってきたが最近病状が悪化し、1日午後、故郷の慶尚北道奉化郡の病院で息を引き取った。「牛と一緒に埋めてほしい」というチェさんの遺言に従い、墓はチェさんが飼っていた牛が埋葬された公園墓地に設けられる予定だ。

　チェさんは平凡な農民として生きてきたが、2009年1月にドキュメンタリー映画『牛の鈴の音』を通じ広く世間に知られるようになった。

チョソン・ドットコム／朝鮮日報日本語版

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