「いつかは演じなけければならないと思いながら悩んでばかりいたが、『黄金の帝国』に出演して、答えに近い道を見つけたような気がする」
俳優コ・スは、月火ドラマ『黄金の帝国』(SBS)でチャン・テジュ役を演じたことで得たものについて、このように打ち明けた。これまで出演したドラマのジャンルは、主にラブストーリーやロマンチック・コメディーだった。年齢を重ねるにつれ、俳優は常に作品やキャラクターの選択をめぐ..
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▲写真提供=BHエンターテインメント
「いつかは演じなけければならないと思いながら悩んでばかりいたが、『黄金の帝国』に出演して、答えに近い道を見つけたような気がする」
俳優コ・スは、月火ドラマ『黄金の帝国』(SBS)でチャン・テジュ役を演じたことで得たものについて、このように打ち明けた。これまで出演したドラマのジャンルは、主にラブストーリーやロマンチック・コメディーだった。年齢を重ねるにつれ、俳優は常に作品やキャラクターの選択をめぐり変化を強要(?)される。いつの間にか30代半ばになったコ・スは、ラブストーリーの主人公を演じるのがきついほどの年齢ではないが、その後の演技のことも考えなければならない。
コ・スは「そういう悩みや試みが、『黄金の帝国』を通じて十分に見えたと思う。年齢に逆らおうというつもりはない。演技も自分の人生とともに変化し、悩んでいることが自然に表れれなければいけない」と話した。
チャン・テジュは二枚目で頭脳明晰だが、財力がなく屈辱や軽蔑を受けるが、「黄金の帝国」と呼ばれる国内屈指の財閥ソンジン・グループを掌握するために動く人物。コ・スはこの役を通じて、冷たくぶっきらぼうに、成功のためだけに進んでいく姿を演じ、注目を集めた。
「専門的な企業ドラマは初めてなので、プレッシャーは少しあった。経済用語など難しい言葉でセリフがつかえると、ずっとNGが出たし、セリフのやりとりも長かった」と撮影エピソードを打ち明け、ドラマではなかなか見られなかった笑顔がこぼれた。使う用語に馴染みがない上、争いも表に出すのではなく、頭で戦い相手を皮肉りながら、言葉や行動は違う。それだけに、演じるのが容易ではないキャラクターだった。コ・スの笑顔からは満足感が感じられた。
視聴率は10%台前半だったが、コ・スは「この作品に入り、視聴率だけで成績を判断できないと思った。テレビだけでなく、インターネットで見るなど、ドラマを見ることができる手段が多いため、視聴率の話をする人もいなかった。このようなジャンルのドラマに初めて挑戦したが、周りからは新しい一面を見たという評価をたくさんいただいた。実際、皆さんがどのように見るのかすごく心配していた。面白かったと言って下さる方が多いので、感謝している。次はどんなジャンルの作品になるのか分からないが、確実に次の作品の励みになるだろう」と語った。
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キム・ウング記者
edaily/朝鮮日報日本語版
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