東京での単独ライブ「ARTIST N-TRAIN IDENTITY」開催のため、日本を訪れた5人組ボーイズグループN-TRAIN。今年1月に初ショーケースを行ったが、その時に比べて歌もパフォーマンス力もぐんと成長を見せた彼らに話を聞いた。
「夢と希望を語るボーカル、Soul J」、「リーダーのジョンギュン」、「ラップ担当のスンヒョン」、「いたずらボーカル、サンウ」、「なくてはならない存在、マス..
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東京での単独ライブ「ARTIST N-TRAIN IDENTITY」開催のため、日本を訪れた5人組ボーイズグループN-TRAIN。今年1月に初ショーケースを行ったが、その時に比べて歌もパフォーマンス力もぐんと成長を見せた彼らに話を聞いた。
「夢と希望を語るボーカル、Soul J」、「リーダーのジョンギュン」、「ラップ担当のスンヒョン」、「いたずらボーカル、サンウ」、「なくてはならない存在、マスコットのユジン」とおなじみのフレーズで自己紹介ののち、インタビューが始まった。
―ジョンギュンさんは日本語がお上手ですが、どうやって勉強をしましたか。
ジョンギュン「大学で専攻しています。12月に日本語検定2級の試験を受けようと思っています! でも漢字がたくさんあるので難しいです。いつも本を持ち歩いて勉強してますが、僕は聞き取りが苦手なんです」
―ほかのメンバーは?
ジョンギュン「Soul Jが頑張っているので2番目に上手ですがあとは…ほぼ同じレベルです。(一同笑)でも、毎日先生について習っています」
―サンウさん、ユジンさんは生年月日が同じなんですが、どうやってマンネ(末っ子)を決めたんですか?
ユジン「僕のほうが童顔で、かわいいからです!(笑)」
サンウ「(うなずいて)僕は、メインボーカルだからいいんです」
―マンネでいいことはありますか?
ユジン「まったくないです!」
―Soul Jさんは、もう軍隊に行かれているんですよね? 早くに行った理由はありますか。
Soul J「早く行って、音楽に集中したいと思ったからです。活動して、いい感じになってきた途中で中断しなければならない、と思うと集中できないと思ったんです」
―Soul Jさんは音楽一家で育ったそうですね。小さい時から音楽をやろうと思っていたんでしょうか。
Soul J「祖父がトランぺッター、父がベースギタリストだったので、幼稚園のころから、音楽には触れてきましたね。寂しいときとか、つらいときなど、何かにつけて音楽が僕を支えてくれました。なので、自然に音楽の道に進みたいと思うようになりました」
―具体的にはいつごろから歌手になりたいと思いましたか。皆さんは?
Soul J「小学校6年のころです」
サンウ「僕は、子どものころ、一人ぼっちだったんです。兄が野球をやっていて(現サムスンのプロ野球選手キム・サンス)、両親が兄のめんどうばかり見てたんです。で、寂しかったとき、音楽が癒してくれました。中学のとき、初めて舞台に上がったら、観客が感激してくれて、それがきっかけで歌手になりたいと思うようになりました」
ユジン「僕はもともと学校の先生になりたかったんです! でも、中学の成績がすごく悪くてこれはダメだ、とあきらめました(笑)。そのころからカラオケに行って歌うのが好きで、また人前に出るのも好きで、そんなときにスカウトされて、オーディションを受けてN-TRAINになりました」
スンヒョン「高校時代にボランティアをいろいろやっていたんですが、まだ子どもの自分のできることって限られているなと思って、大きくなって、もっといろいろなことをしてあげたい、人々の助けになりたい、と思いました。N-TRAINになって、音楽でたくさんの人に楽しさや幸せをあげられたら、またボランティアでも広げていければと考えているんです」
ジュンギョン「中学のころから、歌手になりたいと思っていました。中学のとき舞台に立ったことがあって、初めて拍手をもらう、という経験をしました。言葉にできないすごく幸せな気持ちがしたんです。これからもずっと、そのときの気持ちで、ステージに立って、N-TRAINとして頑張っていきたいと思っています」
―それぞれ、自分の体で自信のあるところを教えてください。
ユジン「唇です」
サンウ「ヒップ?」(メンバーからは「足! 丈夫な足」の声)
スンヒョン「(指を見せて)手です」
ジュンギョン「目。瞳です」
Soul J「胸(胸筋)ですね」
―メンバーに何か「不満」がある人はいますか?
ジュンギョン「不満というか…みんな、もっと心を開いて、思いっきり本音で話してくれれば、と思うことがありますね。僕がコワイから? そんなことないでしょ?」
サンウ「僕はいつも本音ですよ~」
ジュンギョン「君が一番問題だと思ってるんだけど…(笑)」
スンヒョン「みんな、大変なときに、一人で落ち込んだりしないで率直に話していけばいいと思うよ。けっこうみんな気を使うタイプなんだよね、そう見えないけど(笑)」
サンウ「そうそう、Soul Jが一緒に食事しないのが寂しい。体作りのために鶏の胸肉しか食べないから、一緒に食事できないんですよ」
ユジン「そう。見た目はカッコいいけど、ごはん食べてないから実は元気がない(笑)」
ジュンギョン「みんな君を心配してるんだよ~」
Soul J「ありがとう~(体を見せる)ライブのために頑張っているけど、終わったらちゃんと食べるよ。みんなありがとう~」
―N-TRAINは今後どのようなグループを目指していますか。
ユジン「ジャンルにはこだわらず、N-TRAINの曲を聴いて、うれしい、楽しいと思ってもらいたいです」
ジュンギョン「共感できる音楽、というのが目標。次のミニアルバムのリード曲はダンス曲ですが、デビュー曲「泣きながら泣いて」のようなバラードも歌いたいですね。ライブではアカペラもお聞かせしたいです」
Soul J「寂しいとき、つらいときなどでもN-TRAINの曲を聴いたら元気が出る、頑張ろうという気になる、という音楽をやりたいです。僕たちは楽器もできるし、アカペラもできるので、そういった多彩な姿でライブを見ていただければと思います。生の歌を聴いてほしいです」
サンウ「そう、ライブはガチでめいっぱい楽しんでもらえる自信があります! 僕たちにには『口パク』はありません」
ユジン「なぜなら『口パク』はできないから! (口パクのふりをして)あ~難しい(笑)」
―今後の日本での活動予定は。
ジュンギョン「たくさんライブをやりたいです。そして来年は日本でもデビューできるのではないかと期待しています。応援よろしくお願いします」
スンヒョン「みんな、日本語も頑張って勉強して、歌はもちろん、機会があれば演技にもチャレンジしたいですね」
サンウ「僕は作曲をするので、日本語で作詞して、日本語で歌いたいです」
―ファンの皆さんにメッセージを。
ユジン「N-TRAINを愛してください!」
Soul J「僕たちのステージを見に来てくれたら絶対ハマる、というような魅力をいっぱいお見せしますので、応援よろしくお願いします」
N-TRAINは他のアイドルグループとはちょっと毛色が違い、それぞれの個性が強いグループ。作った感がない、ナチュラルなところが魅力で、音楽の実力もあり、「個性」が「特性」として伸びると非常におもしろいグループになりそうだ。ライブでのパワーがある彼らの、次のライブが今から楽しみだ。
野崎友子通信員
朝鮮日報日本語版
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